初心者ライフ今月号

自分に合った投資スタイルを選べる

景気の後退も一段落し、再び投資や投機が熱を帯び始めています。金融緩和によって大量のお金が市中に入り、その流れを追うように一般投資家も蠢動を始めました。

投資と言っても、いまはかなりの種類があります。株式をはじめ、投資信託や国債、先物やFXなど、比較的安全なものから値動きの激しいものまで、自分に合った投資スタイルを選べるようになりました。

そんな中、いまバイナリーオプションというものが注目を集めています。以前からもオプション取引というものはありましたが、バイナリーオプションはその形態を変えたものと捉えても良いでしょう。

わかりやすく説明しますと、「掛ける金額を選べて、戻ってくる金額が一定」というものです。

バイナリーオプションでは、期間が定められています。たとえば午前8時に一回目が開始され、2時間後の午前10時に締め切ります。そしてすぐに2回目が始まるという寸法です。これを十回前後繰り返して一日が終わります。

勝敗はその定められた時間内の値動きで決まります。締め切り時間のときに提示された価格よりも上にいるか下にいるかを判断して買います。提示される基準価格は複数ありますので、そこから選ぶことができます。

現在の価格よりもかけ離れたものなら、掛ける金額は少なくてすみます。これが取引の一番多いハイ&ローと呼ばれるものです。

他にも一定の範囲にとどまり続けるレンジや一瞬でも価格に到達すれば勝ちとなるタッチなどもあります。こういった多様な買い方ができるのもバイナリーオプションの魅力ですが、他にも注目される理由はあります。

一つに熱い時間帯の存在です。先述したハイ&ローやタッチでは値動きの少ない時間帯では見返りが少なくなります。

失業率や政策金利など、重要指標が出る寸前の時間帯は否が応にも熱くなるのです。一方、レンジ取引は値動きが少ないほうが勝率は上がりますが、指標のときは勝率は下がる代わりに見返りは大きくなります。

その他の魅力として、低い金額で勝負できるという点があります。かけ離れた価格であれば100円ほどから掛けることができ、リターンは常に1000円です。要は公営競技などでいう10倍にあたります。

勝率を上げたいときは金額の高い基準価格を選べば良いのです。700円で買って1000円返しですから1.4倍ほどになります。あと、ずっと取引画面に張りついていなくても良いというメリットもあります。

買ったあとは、他の用事でもしながら締め切り寸前で眺めるのも良し、結果だけ確認するもの良し、といった具合です。